2021年7月22日
ヴィンセント・フィショの相手弁護士である露木肇子氏に対して、子供の権利のためのハンガー・ストライキ支援事務局は以下の非難声明を発表いたします。
なお、本声明は事務局によるものであり、ヴィンセント・フィショのものではない旨、ここに明記します。
2021年7月12日にAbema TV で放映予定であったヴィンセント・フィショのハンガー・ストライキについて、当該放送局が両論併記の趣旨のもと、露木肇子氏に対し意見表明の機会を設けました。
しかしながら、露木肇子氏は意見表明を拒否しました。また、Abema TV に対して放送の中止を要請しました。
本件につき、意見を表明する機会を得たにもかかわらず自らそれを放棄したのは露木肇子氏であります。また、メディアは本来は放送の中止を要請されても、それに応じる義務はありません。しかしながら、露木肇子氏の高圧的な姿勢にAbema TVは虞を感じ、放映を中止した次第です。
弁護士という特殊な社会的地位を利用し、メディアに圧力をかける行為は、本来、市民が知りうるべき情報を得る機会を阻害しています。日本国内における実子誘拐・連れ去りは世界的には「子供の人権侵害」、「子供に対する虐待」として認識されていますが、露木肇子氏の行動により世の中が問題意識を持つ機会が失われています。これは非常に由々しき事態であります。
また、報道に圧力をかけるという行為そのものが、弁護士として品位を欠いていると言わざるを得ません。
ここに、子供の権利のためのハンガー・ストライキ支援事務局は露木肇子氏が行った行為を強く非難します。
子供の権利のためのハンガー・ストライキ支援事務局